落胆がらくた街

Dr.Rootはサポート終了製品です。

アケコン(ジョイスティック)を自作した ②

何で10日も空いてるんですかね…

 

配線作業

 

大前提として、ゲームコントローラの入力がどう処理されてるかというと、

共通の信号線(電源線VCCか0V線GND)―――[ボタン(スイッチの役割)]―――ICの入力

となっていて、ボタンが押されるとICの入力が反応しボタンが押されたことを認識する。

 

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純正PS2コントローラ(Dualshock2)はフレキシブル基板(回路がシートに描かれてるやつ)でクソが付くほど作業がしにくく、何でも根元の部分を乗っ取ればいいという情報に行き当たった時にはこの制作は終了していた。

今回使ったのはHORIのPS2コントローラだが、ちゃんと手元のUSBコンバータに挿しても認識するし、どうせハードオフで200円だしと文句がない。

 

手順としては、

1.入力部分のカーボン皮膜?みたいなのを剥がして銅板を出す

1.1.振動用モーターとLRボタンに繋がってるケーブルは取っ払う

2.むき出しになった銅板と配線用ケーブルに予備ハンダした後、くっつける

2.1.LRボタンはスルーホールなので普通に配線

3.アケコンのボタンに各々配線

4.やったぜ

 

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↑OX□△ボタンにケーブルをハンダ付けしたとこ

 

ところで

なんでだか知らんが(ホリパッドのこの製品だけか?)共通線がスタートとセレクトだけ他のボタンと異なっている。ST,SLはモーターのGNDっぽいのと信号線を繋げると認識される。

他の通常ボタンも共通線がGNDなら共通化しちゃえばいいんだが、何かそんな感じしなかった(未検証)。

通常ボタンはプルアップ、ST,SLだけプルダウンなんじゃないかと思う。何でそんな面倒な仕様にしたんだ?

 追記20160329:そんなわけねぇのでこの一行を削除。

 

多忙につき作業を始めるまでは随分かかったが、やり始めてしまえば数時間で出来上がる代物であった。

というか、普段から半田ごてを握ってるヒトには鬱陶しすぎる内容になったが、そんな奴はこんな記事見なくてももっと良い物作れるので知ったこっちゃあないのだ。

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成果物。ひどかシンプルじゃ。

 

 

次回最終回 箱に詰めて完成編

アケコン(ジョイスティック)を自作した ①

未完成だが書き溜めるのもめんどいので出来た分から書いて上げることにした。

 

目的

使ってたアケコンがぶっ壊れ、直して使っていたが焼け石だったのでいっそ一から作ることにした。

 

素材

 かつてのアケコンは何が死んだのか知らないが認識しなくなったので、ボタンやレバーはそのまま流用可能。

その為用意するのは追加する幾つかのボタンと「ガワ」だけである。

 

・2mm*200mm*330mm ポリカーボネート板 2枚約1000円(今見たらAmazonからPrime付のやつ無くなってた)

・木材 適当 700円位

・千石で買ったスイッチ 幾つか 500円

・つよい接着剤 250円

東急ハンズで買った木材はカットしてもらったので、カット代も込で延べ2500円くらい。

 

追記20160329:ハードオフとかのジャンクコーナーを探すと、「セガサターン用のアケコン」なんてのが数百円で投げ売りされていることがある。この手の製品を買えばボタン一式と単品では1000円以上するレバーが纏めて手に入ってめちゃお得。多少壊れていても、パーツ取りと割り切れば申し分無い。

 

使用工具

30経のリーマーと電動ドリル一本あれば大体なんとかなるが、リーマー大先輩の素晴らしさがよくわかっていなかったので、いらん作業しちまった。後述。

 

手順1 穴あけ

レバーとボタンをはめ込む位置決めてドリルでさぱっと穴あける。この時、

真ん中にドリルで穴あける→リーマーで広げる

とやれば確実だったのに、「リーマーは孔を開けるものではありません!」みたいなよくわからん先入観が邪魔してきたため、

開けたい穴の円周上に穴を開ける→糸鋸でカットする→リーマーで綺麗にする

という意味の分からない作業をした。

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円周上にドリルでちっこい穴あけて→必死に糸のこで切って(左下)→リーマーで綺麗にする(左上)

ちなみにボタンの経が30だからって経30のリーマー貫通させると詰むので注意。

リーマーで穴を綺麗に広げながらボタンをあてがって調整する。

 

手順2 パーツ嵌め

ボタンは「カチッ」と言うまで嵌めればOK。レバーは一旦元のアケコンにどう取り付けられてたかちゃんと覚えてないと(というか写真でもとっとかないと)めんどくさいことになる(一敗)

ちなみにFSEX2の場合は「レバー、上から被さってる黒い輪っか、白いパーツ3個、Cリング、バネ、大きくて四角い白いの2個」からできている。この小さい白パーツが1個どっか行って偉い目にあった(一敗)

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ガバガバ工作力により、右端の穴あけ場所が大分ずれたりしてるがこの際使用に問題は無いので目を瞑る。

どうせ工業生産製品に素人の力では敵わないのだ。私が不器用なわけじゃあない。

 

手順0 下地づくり

この間に平行してもう一つ作らなくちゃならんものがある。

といっても木材をポリカ板に接着剤でくっつけるだけ。なるべく丁寧にくっつけたら一日放置する。

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CAVE手ぬぐいが写り込んだ。

ほんとにこれだけ。クソが付くほど単純。

ちなみに木材は高さ40、幅20とかだった気がする。長さは当然板の大きさに合わせる。

上側が開いているのはケーブルやらを出すため。

 

 

 

配線は後日。

 

PS2 SCPH-90000のレーザー出力を直した

PS2は販売が終わっただかサポートがどうこうだか詳しくしらんけどSONYは全面的に信用出来ないので黙って自力で何とかすることにした

で、パッと調べた感じこの型番でやってる人いないんで記事にした

 

症状:PS2 SCPH-90000のレーザー出力がザコいのかDVDは読めるんだがCDが読めない

 

1.セオリー通りぱかぱか開ける(ゴム足みたいなやつ4つの内2つも下にネジがある)

2.赤丸の部分にある白いパーツ(金属棒を抑えてる)2個外す

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これ、右のネジ?みたいなパーツに上手い具合にひっかけてレンズを前後させる仕組みなので元の位置を大体覚えておく必要がある ただ結構アバウトでいいっぽい

 

3.調節ネジを回す

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外したレンズ部分の裏側に調節ネジが2つあるので右にちょっとだけ回す

多分右がDVDって書いてあるのでDVDレンズの出力なんだろうけどよく分かんなかったからどっちも回した

 

4.元に戻して終わり 正直他の機種より外す部品が圧倒的に少ないっぽいので螺旋ネジ?みたいなのにさえちゃんと引っ掛けて戻してやれば楽

 

 

ちなみにテスト動作させてません つまり直ったか不明

なんでかって言うと映像出力させる機械が無いからです